阪口 智章 個展
「個人的な展示」
/ Tomoaki Sakaguchi solo exhibition
"a personal exhibition"


 

会期/ Period

2025/12/6, 7, 13, 14, 20, 21,
2026/1/10, 11, 17, 18
13:00〜19:00




入場料/ Admission

¥500 with tea


イベント/Events

展覧会紹介/ Introduction

Token Art Centerでは、2025年12月6日より阪口智章個展「個人的な展示」を開催します。
阪口は、大きな歴史と並行してある個人の歴史に関心を持ち、これまで自らの身体や家族をモチーフに、映像、写真、パフォーマンス作品などを制作してきました。
2022年に制作した「私的巡礼ツーリズム お見合い編(当時の母と父の格好をして、2人が出会った場所を訪れる。)」と「母と父のお見合い写真に扮するセルフポートレート」は、母親から自分を産む前の話を聞いたことにより、個人としての母親、父親、そして作家自身の存在について考えることが制作のきっかけとなったといいます。両親が初めて出会った頃の姿にその子である作家自身が扮して、初めて出会った場所に向かう映像とポートレート写真作品。偶然でもあり必然でもあるといえる両親の出会いを通じ、自身の身体を通してここに存在している訳を問う姿は、それを見ている私たち自身の存在の訳にも重なってきます。
本展では、人や物の「誕生日」に着目した、ファウンドオブジェクトで構成されたインスタレーションを発表します。阪口はこれまでに友人や知人の誕生日に発売された書籍や製品などを収集し、その人の誕生日にプレゼントする活動を私的に行なっていました。今回はこの活動を他者との接点といえる展覧会という場で拡張します。ある特定の日に発売されたものが空間に展示され、発売日と来場者の誕生日が一致する場合にはその物を持ち帰ることができる、という形式を取ります。誕生日という極個人的で、しかしその存在が世界へと開かれる交点を介して、ばらばらにあった人と物は奇妙な関係性を帯びてきます。さまざまな偶然と必然が折り重なりながら生まれた私という存在が、今ここにいる理由を考えることとなるでしょう。ぜひご来場ください。


作家略歴/Biography

阪口 智章 Tomoaki Sakaguchi


1998年 東京生まれ、神奈川県育ち
多摩美術大学絵画学科油画専攻卒

主なグループ展、グループ公演
2024年「民衆が立ち上がるXI」 サブテレニアン(東京)
2022年「dis/cover」 ジェネラル・ミュージアム(東京)
2022年「stilllive 幻惑と覚醒」ゲーテインスティトゥート東京(東京)
2021年「Agoraphobia」 隅田公園(東京)
2021年「stilllive Contact Contradiction」 ゲーテインスティトゥート東京(東京)
2020年「アッチ・向いて・ホイ」 サイレン601(神奈川)



《母と父のお見合い写真に扮するセルフポートレート》2022
インクジェットプリント


《私的巡礼ツーリズム(当時の母と父の格好をして、2人が出会った場所を訪れる)》2022
シングルチャンネルビデオ


《Tracing the ridge line》2021
パフォーマンス


《タクシー運転手に、思い入れのある場所まで連れて行ってもらう》2021
レシート


《ポージングフォーアザーズ》 2021
パフォーマンス