磯﨑 隼士
展覧会型ミステリーシリーズ「芸術家殺人事件 〜犯人は誰だ!〜」


 

会期/ Period

2026/5/2, 3, 9, 10, 16, 17, 23, 24, 30, 31

13:00〜19:00




入場料/ Admission

¥500 with tea


イベント/Events
5/2 17:00-19:00 オープニングパーティ

展覧会紹介/ Introduction

Token Art Centerでは、2026年5月2日より磯﨑隼士による展覧会型ミステリーシリーズ「芸術家殺人事件 〜犯人は誰だ〜」を開催します。
磯﨑隼士はこれまで、独自の死生観に基づきながら、「別れや死を前提として、いかに生きるか」という問いに向き合い制作を行ってきました。生を限定的なものとして捉える状況でこそ、関係や感情は切実さを帯び、そこに初めて現れる愛のかたちがあるといえます。こうした前提に立つからこそ、磯﨑の作品には死のイメージが色濃く現れながらも、それは同時に、他者や世界へと向けられた愛のかたちとして立ち上がっているように思います。
こうした態度は、近年発表されている素朴なメッセージを描いたドローイング(「生きててくれてありがとう!」2026)において、より直接的なかたちで現れています。それらは一見すると簡潔で率直な言葉の提示にとどまりますが、死や別れを前提とした状況のもとで発せられることで、単なる言語的伝達を超えた、切実な痕跡として受け取られます。
今回の個展では、こうした実践の延長として、ミステリーが中心的なキーワードとして導入されています。ミステリーにおいて定番の装置であるダイイングメッセージは、死に向かうなかで発せられるメッセージであり、同時に解読されるべき暗号でもあります。
本展ではこのダイイングメッセージを起点として、鑑賞者が頭の中で謎解きを行うような構成のインスタレーションが試みられます。さらに、プライスリストなども謎解きの要素として用いられ、展示の形式そのものが構成に組み込まれています。作品を見ることと読み解くことがゆるやかに重なり合いながら、展覧会全体がひとつの思考のプロセスとして展開していきます。
ぜひ会場でご覧ください。


作家略歴/Biography

磯﨑 隼士 Hayato Isozaki


横須賀在住、1994年生まれ。2020年東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修了
主な個展歴として、『Beneath the Tree 木の下』(2025, 光の美術館)、『自己埋葬行為』(2024, FOAM CONTEMPORARY)、『《どうぞお元気で《お幸せに《こんにちは《 』(2023, Knot Corner)、『今生』(2021, WHITEHOUSE)『あの鳥のように』(2019, CAPSULE)、『台所』(2016, Gallery Conceal Shibuya)





















上記画像すべて、《生きててくれてありがとう!》2026
画用紙に墨 A4