村田啓 個展
「five holes are sunlit」


会期

2021年4月24日(土)〜5月23日(日) 土日祝のみ 12:00〜19:00

(2021年4月24、25、29日、5月1、2、3、4、5、8、9、15、16、22、23日)

※ご来場の際には必ずマスクをご着用いただき、入口にて手指のアルコール消毒にご協力ください。新型コロナの諸症状がある方、体調の優れない方はご来場をお控えください。

展覧会紹介

Token Art Centerでは4月24日より村田啓個展「five holes are sunlit」を開催いたします。 村田は、インスタレーションや映像作品を経て、現在は写真作品を中心に制作しています。 村田がこれまで制作していた映像作品では、動物にまつわる寓話、神話などを下敷きにしたメタファーを織り込んだフッテージが、村田が見出したエピソードの内容的な接点や表象的な形態のリズムをきっかけに次々に切り替わり展開していきます。ある一貫した物語ではなく、イメージが伝播されながら変容、分岐していく。村田作品においてはイメージが変容したり、別の状態へ移行すること自体が重要であるように思います。 また近年中心的に取り組んでいる写真作品の中に、鏡を使用した「intermission」シリーズがあります。これは鏡の破片を撮影者の前に配置して撮影者の背後にいるもう一つの被写体を同時に撮影するもので、カメラの焦点がそれぞれの被写体に合わせられることで鏡のエッジは消失し、それぞれの断片的な像が溶け合うように一つの画面を成します。このイメージは被写体が変身する過程のようでもあり、一つの視点から異なる複数のパースへ接続されていく見る側の視覚の変容のようでもあります。このシリーズ以外でも村田は写真制作において、光の透過や反射、屈折などの現象を操作することで複数の視界や異なるスケールの風景の間を跳躍することを試みています。 そして本展は、メインビジュアルとなっている窓際に5つの円形の鏡が配置されたイメージから派生した複数の写真と立体作品から構成されます。このメインビジュアルにおいて、円形の鏡がイメージに空いた穴のようであったり、鏡に反射した光が他の鏡を照らしたりしているように、会場内ではイメージが貫通したり反射しながら複数の写真間を接続、横断していきます。村田にとって7年ぶりの個展となります本展にぜひご期待ください。

作家略歴

村田 啓 Kei Murata


1990年 新潟県生まれ
2016年 東京藝術大学大学院美術研究科絵画油画専攻修了
2013年 多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻卒業

主なグループ展
2020年 「鮭」AKIBATAMABI 21 (東京)
2019年 「ignore your perspective 50 - Shapeshifter -」児玉画廊天王洲 (東京)
       「密度とエコー」mumei (東京)
       「群馬青年ビエンナーレ2019」群馬県立近代美術館 (群馬)
2018年 「ポストポストポストリターンインジエイジ」ArtnShelter (東京)
2016年 「シーサイドプールサイド」稲毛海浜公園プール (千葉)


《grapes by the window》2020 Archival Pigment Print 1456×1030


《grapes by the window》2020 Archival Pigment Print 1456×1030


《Interstice》2019 inkjet Print 1189×841


《Interstice》2019 inkjet Print 1189×841


《Carwax》2020 Archival Pigment Print 1456×1030


《Carwax》2020 Archival Pigment Print 1456×1030


《Candles》2019 C print 422×298


《Conifer》2019 C print 1189×841