東山詩織個展
「simple bed」


会期

2020年3月28日(土) 4月4日(土)〜4月26日(日) ※土日祝のみ 12:00〜19:00

(2020年3月28、29、 4月4、5、11、12、18、19、25、26日)
3月28日から開催予定であった東山詩織個展「simple bed」は、コロナ新型肺炎の感染拡大防止のため、会期を一週間延期し4月4日オープンに変更します。 ご来場を予定されていたみなさまには申し訳ありませんが、ご理解ご協力をお願いいたします。 今後、状況を鑑みてこちらのページに随時情報を更新いたします。

展覧会紹介

 

Token Art Centerでは、2020年3月28日より東山詩織の個展「simple bed」を開催します。
東山は、これまで主に紙に色鉛筆や水彩絵具で描いた絵画作品を制作してきました。蚤の市やオークションで収集した古い手紙や日記から着想するなど、個人の生活や営みなどが作品制作の起点になっています。作品の多くは画面全体がパースやグリッド状に分割され、その幾何学的な構造は、どこかエンマ・クンツやヒルマ・アフ・クリントといった神秘主義的な絵画を思わせます。細部を見ると分割されたセルの内部には、樹木や草花、長髪の裸婦、浴槽やテントなどが、細やかな筆致で繰り返し描かれながら、ときにセルを跨いで、有機的に連なり全体を成しています。また、それぞれのセルには異なる消失点が設定され、全体として異なるパースペクティブが折り重なるよう混在しており、見る者を意識の深層に誘うようでもあります。東山の作品は、個別の極めて私的な出来事や感情を起点としながらも、意識の表層から内奥へ至るフロー、あるいは「自己」の全体性を描いているといえるでしょう。
本展タイトル、「simple bed」は、簡易ベットや簡易の家を意味します。
これは、ホテルや引っ越しの初日の家のような生活をするのに必要最低限の状態や、そこから個人の趣味趣向で部屋が飾り立てられていく様への作家の興味に由来します。本展では平面作品に加え、作家にとって初めてとなる石膏による立体作品を発表します。
みなさまのご来場をお待ちしております。

 

作家略歴

東山 詩織 Shiori Higashiyama

1990 年 兵庫県生まれ
2013 年 多摩美術大学絵画科油画専攻卒業
2016 年 東京藝術大学大学院美術研究科修了

個展
2014年 「とけないひなぎく」 Space Wunderkammer(東京)

主なグループ展
2019年 「Ai mi Tagai」東京藝術大学 (東京)
2016年 「London/ Tokyo Exchange Program 報告展」遊工房アートスペース(東京)
2015年 「石橋財団成果報告展 vol.1」 東京藝術大学(東京)
2015年 「太郎かアリスの liquid」遊工房 アートスペース(東京)
2014年 「First Attacks!」Space Wunderkammer(東京)