三好彼流 パフォーマンス「場の脂肪」 / Karu Miyoshi performance "The Fat of The Place"
会期/ Period
2024. 10. 13, 20, 27, 2024. 11. 3, 10 18:00〜19:00 (open at 17:45) *only Sunday
参加費/ Admission 前売り券¥1500、当日券¥2000
※ご観覧希望の方は、下記チケット予約サイトよりご購入いただき、発行される電子チケットを当日ご入場の際に受付にてご提示ください。また、ご購入の際は日付にご注意いただきご購入をお願いいたします。 当日券も販売いたしますが、会場のスペースの都合上数に限りがございます。先着順、売り切れ次第終了とさせていただきますので、あらかじめご了承ください。チケット予約サイト
パフォーマンスについて/ Introduction
服の中には、誰しも最も身近な空間が広がっている。
真夏の汗だくのインナーの中にも、ダボついたスウェットの中にも。その先には裸があり、その空間の中には何かを隠すこともできる。
常に安全であるべき、安全だと思い込まれているその空間を拡張してみる。安全であるべき場所の侵略は大小様々な形をとってこれまでの人類の歴史に影を落としてきた。絶え間ないテロリズムや戦争は、その最たる例であろう。
本展では、会場内を1人の服の中として、その空間の侵略を描く。服と身体の関係性に新たな切り口を求め、皮膚感覚を手がかりに身体と世界の接続を試みる。
主催:三好彼流
共催:Token Art Center
音楽:woopheadclrms
音響:津田犬太郎
グラフィックデザイン:久保海音
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団
アーツカウンシル東京 [スタートアップ助成]
作家略歴/Biography
三好彼流 Karu Miyoshi
アーティスト。2001年生まれ。 東京を拠点にパフォーマンス、絵画、映像、インスタレーション、タトゥーなどを用いて制作。服が身体に与える影響に興味があり、一部を巨大化させた服を用いてパフォーマンスやコミュニケーションを行う。自分の服の中に他者の体を取り込み、動きや感覚を共有することで、どこまでが自分の意思なのかを曖昧にする。自分はどこまで自分なのかその境界を身体的、概念的に提示する。 主な展示、舞台に2024年「地下に繋がってるんや」(same gallery 東京都)2024年「Stilllive 2024:Kinetic Net」(CCO 大阪府)2023年山内翔太「汗と油のチーズのように酸っぱいジュース」(KYOTO EXPERIMENT 京都府)2023年川口隆夫「バラ色ダンス純粋性愛批判」(両国シアターX,ロームシアター京都,那覇文化芸術劇場なはーと 東京,京都,沖縄 )2022年「デッカイダンス」(RforD,MATTER 東京都 )など。 https://www.instagram.com/karu_miyoshi?igsh=MTV5ajdpMzBlM3ZvZw==
「XXXXXXXXXXXXXXXXLサイズのスウェット」2024
布、マットレス、机、ソファ、脚立、32型テレビ、ウレタンシート、風船、レインブーツ
撮影:木本大貴
「大蹴球 稼働実験 行動-調整」2023
布、ウレタンシート、風船、Gボンド
撮影: 酒本凌
撮影: 酒本凌
「この場所の脂肪」2022
布、バナナの花、自転車、傘、ボール、衣類、釘
撮影:磯村暖
撮影:磯村暖
「人魚の足の裏、土の上、刺の中」2022
布、ビス、松の葉
撮影:杉江皐恵
撮影:杉江皐恵
「可能性を一つ消す」2022
728×515×17(mm) 光沢紙にインクジェットプリント、木製パネル、アクリル板
「self portrate」2022
728×515×17mm 光沢紙にインクジェットプリント、木製パネル、アクリル板
川口隆夫「バラ色ダンス純粋性愛批判」2023での出演
撮影:bozzo
撮影:bozzo
山内翔太「汗と油のチーズのように酸っぱいジュース」2023での出演
撮影:守屋友樹
撮影:守屋友樹